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ネットショップでは販売してない新十津川町の金滴酒造直売店ならではの商品情報満載です。(クリックすると拡大します。)
匠の技と物語をまとった特別な酒器セット。高精白の「金滴 大吟醸33(さだまさしラベル)」と、文学の舞台から生まれた「純米吟醸 十勝岳 泥流地帯」、そして鋳物の芸術「神座(KAMIKURA)」が織りなす、上質で心豊かな時間をお届けします。25年6月23日より、ネットショップおよび金滴酒造の直営売店で販売します。
2025年11月18日〜23日、札幌・大丸藤井セントラル スカイホールで開催された「職人力展2025」に、金滴酒造として初めて参加しました。
今回は、旭川の鋳物メーカー・株式会社アルブロ様と協働し、錫鋳物酒器「神座(かみくら)」と当社の大吟醸33(さだまさしラベル)を組み合わせた、木箱仕様の特別セット(右写真参考)を出品。さらに、空知地方の空知単板工業株式会社様に木材ラベルとタグをご制作いただき、地域の素材と技術を結集した“北海道ならでは”の特別展示となりました。
「職人力展2025」では、伝統工芸と現代クラフトが交わる場も提供され、会場では錫を使ったワークショップも行われるなど、金属工芸に関心の高い来場者が多く訪れていました。そうした新しい客層の中に当社の作品を展示できたことで、従来の日本酒ファンとは異なる層へ金滴の魅力を届ける良いきっかけとなりました。
また、全国で高い評価を受ける鋳物ブランド 能作(NOUSAKU) の事例紹介もありました。能作は純度100%の錫を用いたテーブルウェアやインテリア製品で国内外から支持されており、伝統的な鋳造技術を受け継ぎながらも、素材の可能性を広げる革新的なデザインで新たな価値を創り出しているブランドです。こうした成功事例は、異業種との連携がもたらす付加価値の大きさを改めて示していました。
今回の職人力展への参加は、金滴酒造にとっても、ブランド力向上と新たな市場へのアプローチを考えるうえで大きなヒントを得た機会となりました。今後も、伝統と革新を融合した新しい価値提案を進めながら、より幅広いお客様に金滴の魅力をお届けしてまいります。
(株)アルブロの酒器ブランド「神座(kamikura)」。錫は手で曲げられるほど柔らかく、肌になじむ素朴な風合いが特徴。お酒の雑味を和らげ、まろやかにする性質から、古くより酒器として親しまれてきました。どっしりとした安定感と柔らかな手触りを併せ持ち、使うほどに味わいが増す逸品です。お酒の風味をより一層引き立ててくれます。
33%まで磨き上げた酒米から生まれた大吟醸の繊細な香りと味わいを、錫のちろりとぐい吞みでゆったりと愉しむ贅沢。伝統工芸「神座」が生む酒器が、冷酒の美味しさを一層引き立てます。
手にしっくりと馴染むコタンブラーとともに、大吟醸の華やかで上品な香りを堪能。洗練されたフォルムが、和洋問わず食卓に溶け込むセットです。
北海道の自然、物語、そして技が一体となったコラボレーション。コタンブラーの心地よい重みとともに、静かに広がる酒の味わいをお楽しみください。